お仕事

ハッピースペル。終演!

 

ハッピースペル無事終演致しました。

ご来場頂き有難うございます。

 

1年以上前から主宰の青山くんと、台本を元に打ち合わせをさせて頂き、曲の入れどころや歌詞の構成など、細かい所まで修正を重ねさせて頂きました。

 

どうしても今回良い作品にしたい。

 

だからこそ妥協をその時点でしたくなかった。

 

付き合って頂き有難うございます。

 

楽曲を生み出す苦しみは、やっぱり大変です。だけど俳優の皆さんが自分の言葉として、自分の歌として音楽を使って頂いてるのを観て、報われる想いです。

 

言葉の使い方を考えさせるこの舞台、俳優さん自身も沢山苦しんだからこそ、素晴らしい作品になったのだと思います。

 

いつも言ってますが、生み出した音楽は僕の子供のようなものです。

 

その子たちが生きる瞬間は舞台上でしかないんです。

 

だから託しました。想いは音楽に乗せたから。

 

歌を愛して下さった皆さん。

 

ありがとうございます。僕の子ども達は幸せです。

 

これから沢山のお客様の心で、生きていく事と思います。本当にありがとうございます。

 

皆さんの人生にハッピースペルがあらんことを!

ピアニスト募集について。

印南音楽ではピアニストのオーディションをやります。

ぜひご興味あればご一読くださいませ。

 

ピアニスト募集について

 

<募集要件>

生演奏ミュージカルでの演奏

 

<拘束期間>

2020年1月16日~1月22日

12月末~1月上旬スケジュール擦り合わせの上リハーサル、役者との合わせ稽古を数日。

 

<ギャランティ>

100,000円~能力や対応スキル、拘束日数の増加に応じて上乗せの可能性有ります。

<募集要件>

・上記記載の1/16~22のスケジュールを空けられる

・リハーサルスケジュールの調整をご協力してくださる

・コードネーム、音符譜面に対応出来る

・ロマンチックに演奏出来る(冗談ではありませんw)

 

<応募方法>

・件名に「ピアノオーディション2019」と記載ください。

・お名前

・年齢

・経歴

・演奏している動画や音源リンク等

・顔のわかるもの(SNSアカウント等でも構いません)

・ご連絡先メールアドレス

以上を

 

innami.music@gmail.com

迄お送り下さい。

 

〆切は8月末日となります。

一次選抜の後、実技オーディションに進ませて頂きます。実技に進まれる方にはスケジュールをお送り致します。

 

<重要>音楽のディレクションについて

 

僕自身の音楽や経歴についてはworksページをご覧ください。

 

僕のスタイルが情熱的なディレクションの為、そう言ったスタイルが苦手な方、感情を楽器に乗せるのがダサいなどと思う方は応募をお控えください。スタジオミュージシャンでさえ対応することが難しいといったこともございましたので、音楽を追求してくださる方ですと幸いです。

 

オーケストラに所属などを目標とした、安定志向の方などもお控え下さいませ。音楽を演奏するのに、何をどのように弾いても決まった給料がもらえるというのは、単純に音楽へのストイックさ、向き合う真摯さを失いがちだと考えるからです。そんなことはない!という方はむしろ大歓迎でございます。

 

今回大事にしたいのが、ロマンチックな演奏出来る方。

自分に酔うのでなく、音楽に、歌に入り込んで下さる方。

大人数での演奏になる為ソロよりはアンサンブル重視です。

戦って、戦った先の、心が乗った音楽をお客様に届けたい方。

お芝居の流れに乗って、音楽の力が爆発する瞬間は、唯一無二です。

一緒に作品作りに参加して頂ければ幸いです。

沢山のご応募お待ちしております。

 

チェンジオブワールド

無事終了致しました。ご来場、応援頂きました皆様、本当にありがとうございます。

作品を作っていく際には、お客様にどんなものを持ち帰って頂けるかを考えます。

それは作品としての面白さやドラマ性もありますが、それを経た社会的意義もあります。

 

僕は小学生の頃にイジメを受けた経験があります。

 

ですが、その後反旗を翻し、イジメっ子に突っかかっていく、イジメっ子のイジメっ子の様な経験もしました。

決して胸を張れる経験ではありませんが、作品作りに使えるものはなんでも使っていこうというスタンスなので、僕なりにこの作品の音楽について取り組みました。両者の立場をなんとなく知る者として。

 

それは、役者に寄り添うという事。

 

音楽は芝居を華やかに盛り上げたり、時に扇情的にとシーンにとても影響をします。

だからこそ、今回はあえてその影響を少なくしたかった。そうする事で役者の芝居が浮き彫りになる。

 

勿論、ドラマの展開や大事なモーメントには、そういう音楽が求められたりもしますが、チョンさんのオーダーはごく控えめなものだった気がします。

音響さんも、出来る限り小さく入れる音楽は、その様に取り組んでくださり、そのドラマを見守る音楽になっていた様に思えます。

 

 

役者の消費するエネルギーは尋常じゃないものだったと思います。だからこそお客様に残るものになる可能性があったと。

改めて出演者に労いを送りたいと思います。この作品に取り組んだ経験が、俳優人生の糧になる事を願っております。

 

そしてご覧になった皆さま。

 

この作品が現代社会にやるべき作品になっている、そんな世の中の事を少しでも考えるきっかけになれば、幸いです。

狂宴哀歌を終えて。

剣舞プロジェクトも5回目。

狂宴哀歌が無事終了いたしました。

お陰様で沢山のお客様にご来場いただき、千秋楽は5回のカーテンコール、スタンディングオベーションを頂きました。お客様が受け取ったものを、僕らも教えていただいた様な気分です。

パンフレットの前書きでは書き尽くせなかった言葉を綴ります。座組みの皆には、打ち上げで「感慨深い」と言った中身を書き綴ります。

 

 

今まで剣舞プロジェクトの持ち味でもあった、生演奏のミュージカル、というブランドの看板を今回下げて取り組むところから始まりました。

というのも劇場にオーケストラピットが無い、舞台上のエリアを削ると美術や殺陣に大きく制限が出てしまうからでした。これは苦渋の決断でした。

それと同時に剣舞さんでの新しいチャレンジでもありました。

 

生演奏は迫力もありますし、歌い出しのタイミング、キーの上下など、色々な事にフレキシブルに対応できます。ですが、それらが封じられた状態になるわけです。

生演奏がなくても、感動する作品になるかのチャレンジ。と個人的には思っておりました。

 

主演の徳山さんにも「生演奏にしよう」と勧めていただいたのですが、今回は役者のエネルギーに賭けてみたかったのもあります。

そして、生演奏でないとなると、”打ち込み”という音楽をPC上で完成させる作業での完成になります。幸運なことにいつも生演奏でやらせて頂いていたので、細やかな所まで作らずともミュージシャンとリハーサルで音楽を作れました。これは良くも悪くもでした。だから、僕自身の挑戦として、端から端まで音楽に追求をしてみたいと思いました。

 

 

剣舞の台本の作り方は特殊で、稽古が進む中、役者の最も映えるであろう台本を書き上げるところにあります。

当て書き、と俗に呼ばれたりしますが、それが稽古を始まっても進行していくのです。歌が得意な俳優には歌のソロを、芝居が得意な俳優には芝居を。これは当然ですが、時間も労力もかかります。

音楽の作成も完成してシーンから、となります。ただ、音楽で強い音楽が生まれることで台本に影響を与えることもある。そんな手間をかけながら作りました。

 

 

正直、楽な戦いではありませんでした。稽古の佳境になる4月最終週の仕事の時間は10時28時(朝の4時)これが一週間続きました。

そんな中、新撰組シリーズで必ず歌って頂いているナンバー「侍」のアレンジ作業に入った頃でした。今なら昔の侍を超えられる。構成を大幅に変更しての作成でしたので、ほぼ新曲のボリューム感。

アレンジも中盤に差し掛かった、曲でいう後半の最初の方に当たる所、そのアレンジをしている最中でした。悩まず音を選ぶことができる、すらすらと音が出来る。不思議でしたが、作りかけを確認の為再生して聞いてみました。するとどうでしょう。僕の目の前には、いつも演奏をしてくれていたミュージシャンの姿が見えたのです。

 

彼らは、僕が侍の作品を作るにあたって全身全霊で取り組むことに付いてきてくれました。一音に込める魂、その時の表情、泣きながら音楽を奏でる様。

 

気がつくと涙が流れていました。ああ、このすんなりと出てきた音は、彼らが僕に刻み込んでくれた音なんだなと。僕は一人になって気付きました。一人で作っているつもりの音楽は、僕一人のものではなかった。みんなの音楽になっていたんだと。

 

僕のやり方に合わないミュージシャンも多くいました。命がけで演奏しろだなんて、そんな事求められる事じゃないし、割に合わない。やり方が厳しすぎる。もう印南さんの所ではできない。

そうして離れる人々がいる度に、傷つき、このやり方でいいのだろうか、と悩みました。

それでも、改善できる事は改善して、これからもそのつもりですが、作品に対して向き合う、姿勢は変えてはいけない。

きっと、僕が、割に合わないからといって手を抜いた作品を作ったら、適当に演奏してと言ったら。

付いてきてくれたミュージシャンは落胆するでしょう。

そういうことをし始めたところから、作曲家としての道も下降していくと思います。

今回はミュージシャンの有り難さを痛感しました。それとともに、剣舞の可能性もです。

生演奏に頼らずとも、5回のカーテンコールをお客さまから引き出す。そんなエネルギーを持った作品を作ることが出来る。それを証明してくれました。

 

そして、初めて剣舞プロジェクトの作品を客席から観ました。色々な想いがこみ上げました。

お客さまにエネルギーを持ってぶつかりに行く様には、これからの若者の可能性を強く感じました。

役者の皆、話す時間は足りなかったけど、ここで言わせてください。感謝しています。僕の曲は僕にとって子供のようなものです。順位なんてつけられない。そんな子供たちが生きている瞬間は、舞台上で歌われている時だけです。

僕の子供たちを輝かせてくれてありがとう。

 

最後に

挑戦はいつだってできます。ですが、若いうちにほとばしる情熱を、エネルギーを爆発させられるのは、そのエネルギーがある、若さの特権です。エネルギーは質が変わっていき、技術を磨くことで表現も変わっていくでしょう。荒さもあるし、時にはぶつかることもあるでしょう。

ですが、その時にしかできない全力とは、後になってみれば無知だから、技術が未熟だからできた表現だと気付きます。最初から技術だけを追い求めても、情熱が枯れれば辞めてしまいます。

心のない表現は、自分も、人も痩せ細らせます。

 

命を燃やしてください。その先どんな道を選択しようとも、その経験はあなたを勇気付け、助けてくれ、時には仲間ができます。そしてその先のやりきった気持ちを謳歌してください。

 

そして、少し休んだら、また走り出して。磨きましょう。

その先の道で会えるのを楽しみにしています。

 

印南 俊太朗

 

3ヶ月100曲なら、3年で1000曲いけんじゃね?

こおろぎさんにはじまり、今は宅録お母さんがちょっとした旋風を巻き起こす。

3ヶ月で100曲!

たしかこの記事、2014年ごろにアップされて。すげーなーと思ってたんです。

そんな時から思ってた。

3ヶ月で100曲がいけるなら、3年で1000曲だっていけるんではないか??

こんなバカなことを考えたその頃は、仕事なんてなく・。

2016年くらいから本格的に仕事が始まり、(印南音楽、という名称もこの頃から)

ついぞその前まで忘れてたんですよね。ただ、単純に曲数が多い、且つ納期のスピード感。

そういう仕事に対応できた方が絶対いいって思ったんです。

なので、やってみました。

 

ということは

この記事を書いてるということは

3年経ったんですね!ww

特に誰にも公表するわけでもなく(出来なかったら嫌じゃんw)

粛々と勤しんでおりました。。

 

結果の前に、僕に課したルールが大きく3つ。

 

1.2016~2018の3年間での作曲数をカウント

2.仕事で来た案件のみカウント対象

3.ボツもカウントしてよし(仕事内での制作につき)

 

はい。。

 

この2つ目にですね、やられました。

そもそも、私、自分の為にモチベーションが続かない人間でして。

人のために曲を作るのが好きなんです。

だからストックサービスとか、そういうのってピンと来てなくて。

(ただ、仕事で書いた曲をそのサービスに流せたらいいよね、とは思っている)

必要とされた方に、必要とされた分作っていきたい。

そう思って、仕事での作曲のみカウント対象にしました。

 

いや、今思えば趣味もカウントすべきでした。。w

 

ひとまず結果です!

 

2016年 221曲

2017年 302曲

2018年 323曲

 

合計 846曲

 

 

・・・・

すみません全然行きませんでした。。

趣味のカウントも入れればよかった。。

ちなみに趣味の制作(時間出来た時にやったりするやつ)入れても921曲……

 

<感想>

長過ぎる目標は逆にしんどい。

 

いや、頑張りましたよ。自分で自分を褒めます。w

だってこの3年に入籍、結婚式、新婚旅行もやりましたもん!充実してた!うん!

休みの作り方とか!覚えたし!ジムとか、通って健康になったし!

・・・。

言い訳しかでません。。てかそもそも3ヶ月で100曲、3年やったら1200曲やん。

区切りが良かったからノリで自分の中に課してましたけど。。

 

 

僕のこの3年の自分への学びとして大きいものは

 

 

数字を追うなら曲数よりギャラの数字を追え。

心を亡くす働き方をしてはいけない。

 

でした!

あと、ブーストしなきゃいけない時(月に80曲が一度ありました)

そういう時に体力はもちろんですが、そういう時に備えた力を

蓄えておく、これが案外大事だなと思いました。

 

そんでは!

 

 

 

舞台作曲のお仕事の進め方。

現在は2本の舞台、アイドルの楽曲、企業案件を掛け持ちつつやっています。そんな中思うのはやっぱり作るってエネルギーを使う作業ってことです。

<作る=生み出す>

曲を作るのは、どうやっても生み出す作業です。

工程を考えてみたのですが、いろいろ例外がありますが今回は舞台の脚本に焦点を当てていきます。

1.曲を作る対象(作品、映像、絵コンテなど)の落とし込み

2.クライアント(演出)とのすり合わせ

3.方向性の決定

4.作業(作曲、編曲)

5.今後の改善点などを見つける

1.曲を作る対象(作品、映像、絵コンテなど)の落とし込み

 

まずはその音楽が必要とされるコンテンツを落とし込みします。

落とし込み方法は物によって違いますが、脚本で言えば本を読み、そこから全体の方向性を見据えていきます。

<大きなモーメント、小さなモーメントを見定める>

例えば大きなモーメントでわかりやすいのはバトルシーン。殺陣や戦闘シーンが多いものは戦闘曲が割合多くなりますから、リズムの立った、スケール感の大きなものが求められる傾向です。

舞台は曲数が多いので、バトルシーンでも最も重要なシーンに、一番かっこいいものを持っていきたいですね。

小さなモーメント、というのは色々ありますが、芝居で見せ所になるであろうシーンです。大切な友人との別れや、恋が実るシーンなど、物語として大きな転換であることが多いのです。ではなぜ小さなモーメントか。

そういったシーンって、言葉のやり取りでしっかりとドラマを見せることが多いんですよね。そういったシーンはお客さんも芝居に集中しますから、音楽としての情報がそこまで必要でない≒音楽としては小曲のような、シンプルな楽器編成になるlことが多い為、小さなシーンと捉えています。

大なり小なりを見定めつつ、全体の流れを構築していく。そこに演出の意図を汲み取る作業も加えて落とし込みをしていきます。

2.クライアント(演出)とのすり合わせ

脚本の大まかな流れ、必要そうな音楽を見定めたら、演出家と打ち合わせをして、意見のすり合わせをしていきます。

・どんな進め方の演出家か

曲の必要そうな場所のすり合わせに関しては、演出家によって様々です。

最初から最後まで曲の必要な場所、曲調などを一覧にしてまとめてくれる演出家もいますし、こちらが提案したものをかなり活用してくれる演出家もいます。

やり方が十人十色なので、傾向を掴むためにもコミュニケーションは重要になります。

・演出家の好みの音楽性は?

また打ち合わせやコミュニケーションの際に、演出家の音楽の好みも把握していきます。

ワンオクロックが好きな演出家と聞けば、クールなギターリフ、疾走感のあるエッジの効いたドラムスのように、好きなアーティストからどんな楽器編成にしていくか、全体の音楽の統一感などの参考にしていきます。

3.方向性の決定

ここまで進めた段階で、大体方向性などが見えてきます。ここまでが頭の中での構築になり、いよいよ作業に移ります。方向性と言ってもざっくりで、使っていく楽器の編成であったり、音楽に流れる全体の雰囲気を頭の中で膨らませます。

4.作業

ここから作曲作業に入ります。曲によっての優先順位が大抵ありますので、優先度の高いものから進めていきます。優先度は、役者が歌うもの、振り付けの入るダンスナ

ンバーなど高いことが多いです。なぜなら稽古を進める中で早い段階に必要になることが多いからです。

・スピード感のある仕事が重要

経験則ですが、舞台全編の曲となると曲数も多いです。少なくて20曲弱、30曲もザラ、僕が経験して多かった現場は50曲以上などもあります。しかも50曲の現場は生演奏だったため、楽譜の作成、リハーサルなども工程に組み込まれていきますので、非常に大変です。

僕は、歌ものはアレンジまで完成させるのに1日~2日、BGMは5~10曲/1日のペースで書いてしまいます。修正はある程度まとまった後に対応することが多いです。

・近年の稽古期間の短期化

どうしてこうも早くなったかというと、近年の商業舞台の稽古期間が短い傾向になっているからです。集客をするために売れている俳優をキャスティングする。そうするとスケジュールを抑えるのも難しい、結果稽古が短くなっているわけです。

・悩む時間をどう減らすか

曲を作っているとどうしても悩んでしまいがちです。そうすると手が止まってしまう。そこをどう対応していくかが重要です。

1日に5~10曲を作るわけですから、1曲2時間もかけていられません。ですが根を詰めすぎても良くない。

・こまめな息抜きと、目標設定

まず朝、その日のタスクを書き出します。そしてそれを順番にこなしていき、出来上がると線を引いていく。すごくシンプルですが、小さな目標が多い方がクリアしていきやすいのです。

それと息抜き。これが案外重要で、コーヒーをドリップしたり、ストレッチをしたり、動画を見たり。。一見集中できていないようでも、まめに息抜きを入れることで、トータルでの作業効率が上がるんです。人間の集中力はたかが知れていますから。

トータルで考えた時、例えば10時間の仕事を終わらせる方法を考えた時に2時間は休憩や息抜きに使った、そうすると残り8時間で終わらせる必要がある。そのちょっとした小さな追い込みの積み重ねが、より効率よく、早く仕事を終わらせる秘訣かもしれません。

5.今後の改善点などを見つける

曲も納品し、無事本番が終われば仕事完了です。

一番勉強になるのはやはり本番です。会場での音の鳴り具合からミックスなどの改善点が見つかりますし、全編通して観た時に意図していた音楽の流れができているか、また演出が楽曲をどう使ってくれているか。そこで改善点を持ち、次の現場へ臨む。

まとめに

短期間で数を作り、クライアントの要望を受けながらも思うのは、最後は自分のいいと思ったことをやるしかないということです。

作りたくない曲や、苦手なジャンルの曲だったとしても、自分ならどう作るか、そう考えると、どんどんと引き出しが増えていく。でも休むときは休む。

自己管理も仕事のうちなので、体や心の波と上手に付き合っていくことがとても大切かと思います。

いろんな音を使ってみて、いろんな音楽を作ってみる。それが結果自分の音楽を広げてくれると感じています。